6月9日、警察官や検事を装ううその電話で宮古島市の20代男性が現金約150万円をだまし取られるなど、県内で特殊詐欺事件が相次いで発生しました。 警察によりますと、6月9日正午ごろ宮古島市の20代男性に県外の警察官や検事を装う男女から「あなたの口座が詐欺に使われていて、逮捕される可能性がある」とうその電話がありました。 その後、男性はLINEに誘導され捜索差押許可状などと記載された書類の画像を見せられたうえ「資金の流れを調査する必要がある」と現金を要求されたということです。 この話を信じた男性は、現金約150万円を指定口座に振り込みだまし取られています。 また、沖縄市に住む30代女性にも警察官や検事を装う人物から「ナカムラグループの詐欺事件にあなたの口座が使われている」とうその電話があり、現金約90万円をだまし取られています。 県警は「警察官が金銭を要求することは絶対にない。不審な電話があれば家族や友人、警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。