時速100キロで軽トラを運転しバイクに追突か 福島県会津若松市の男をひき逃げの罪で起訴(山形)

今年4月、高畠町の国道で軽トラックがバイクに追突し、運転手が逃走していたひき逃げ事件で、逮捕された男は、時速およそ100キロのスピードを出していたとして、ひき逃げなどの罪で起訴されました。 過失運転傷害とひき逃げの罪で起訴されたのは、本籍が福島県会津若松市で住所不定、無職の男(38)です。 起訴状などによりますと、男は4月5日の午後7時前、高畠町高畠の最高速度が50キロの国道で、軽トラックを時速およそ100キロで運転し、前を走っていたバイクに追突して相手にけがをさせたにもかかわらず、救護などを行わないで現場から立ち去ったとされています。 この事故でバイクに乗っていた10代の男性は腰の骨を折るなどの大けがをしました。 男は事故のあと、軽トラックを乗り捨てて現場から立ち去り、事故からおよそ1か月半がたった先月20日、神奈川県伊勢原市内の路上で逮捕されていました。 これまでの取材で男は、取り調べに対し容疑を認めていて、その後の取材で「相手にケガをさせて大変なことをしてしまって怖くなって逃げた」などと話していることがわかりました。 事故当時、男は山形県内で働いていて、勤めていた会社の軽トラックに乗っていました。事故を起こしたのは業務時間外だったとみられています。 事故後、現場の近くでは車が盗まれる被害があり、その車は東京都内で発見されていました。

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