「おごって」➡「金持ってる」に“腹立った” 男性重体の傷害事件で逮捕の男2人 山梨

甲府市中心街の路上で60代男性が暴行され、意識不明の重体となっている傷害事件で、逮捕された男2人が「おごってほしいと言われたのに『本当は金を持っている』とアピールされ腹が立った」などと供述していることが10日、捜査関係者への取材で分かりました。 この事件は今年2月24日、甲府市丸の内の路上で県内の60代男性の頭部や顔面に暴行を加え、頭やあごなど3か所を骨折させるなどの大けがをさせたとして、傷害の疑いでいずれも兵庫県姫路市の自称・配管工、轟翼容疑者(39)歳と山口学容疑者(47)の2人が逮捕されたものです。男性は現在も意識不明の重体となっています。 これまでの調べで3人は事件直前、現場近くの飲食店にいたことが分かっています。 捜査関係者によりますと、轟容疑者ら2人は別の飲食店で男性と知り合ったとみられます。そして、男性から「おごってほしい」と言われて一緒に現場近くの飲食店を訪れたところ、「本当は金を持っている」などと言われてトラブルになったということです。 警察の調べに対し、2人は「おごってほしいと言われたのに『金を持っている』とアピールされて腹が立った」などと供述。山口容疑者は「2人でやった」と容疑を認めていますが、轟容疑者は「俺はそんなにやっていない」と容疑を一部否認しているということです。

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