きっかけは第3者からの情報提供でした。 鳥取市の建築業の男(28歳)が2023年8月に無免許で無保険の車で起こした事故にもかかわらず、面識がある人物ら3人と共謀し保険加入の車で事故を起こしたように装うなどして慰謝料や車両修理代などを振り込ませ支払いを逃れた詐欺の疑いで鳥取警察署に再逮捕されました。 警察によりますと、詐欺の疑いで再逮捕されたのは鳥取市叶の建築業の男(28歳)です。 男は無免許のうえ無保険の車を運転し2023年8月下旬に鳥取市内で車に追突する人身事故を起こしました。 この事故で免許を持っている別の人物が身代わりとして運転者になりすまし、保険加入の自分の車で事故を起こしたように装って、東京に本社のある保険会社に虚偽の交通事故を報告して保険金支払いを請求。 追突された人物が保険会社から通院費や休業損害費、車両修理費などの支払いを受けました。 そして、建設業の男は追突された人物への治療費や車両修理費など料金およそ160万円の支払いを免れた詐欺の疑いがもたれています。 建設業の男は今年5月に無免許過失運転致傷と犯人隠避教唆事件の被疑者として鳥取警察署に逮捕されています。 関係者の聴取や捜査をする中でこの事件も明らかになったということです。 建設業の男の認否については共犯事件のため、明らかにできないとしていて、警察は事故原因や余罪について捜査しています。