ベトナムの民族衣装「アオザイ」を身にまとった若い女性たちが、繁華街に立ち並んでガールズバーの呼び込みをしているーー。これは台東区と文京区の境目にある「湯島エリア」で、もはや日常となりつつある光景だ。 そんな中、警視庁保安課は10月21日、店内で違法な接待をしたとしてベトナムガールズバー『QUEEN』の経営者、ズオン・ティ・ミン・ホン容疑者(28歳)のほか、系列5店舗の女性キャスト合わせて16人を風営法違反の疑いで逮捕したと発表した。同店は「ベトナムガールズバー発祥の店」として知られており、6年間でおよそ4億4千万円を売り上げていたという。