「悪いとは思っていない」…20歳男「中学生と小学生の少女をカラオケ店で性的暴行か」呆れた言い分

「小学生と付き合うことも悪いとは思っていない」 10代の少女2人に性的暴行を加えたとされる男は、警察に対しこう供述しているという――。 警視庁新宿署は6月5日までに、不同意性交などの疑いで神奈川県横浜市に住むアルバイト・石関凛容疑者(20)を逮捕した。オンラインゲームで知り合った中学3年生と小学5年生の少女2人に、わいせつな行為をしたとされる。 「事件は今年3月20日の朝9時半からお昼にかけて起きました。石関容疑者はオンラインゲームで知り合った中学生Aさんと小学生Bさんに、SNSを通じて連絡をとり合うようになります。事件当日、石関容疑者は2人を呼び出し東京都新宿区内のカラオケ店に連れ込んだようです。 店内でスマートフォンを操作していたAさんに対し、石関容疑者は『スマホ触るヤツって嫌いなんだよね』などと言って腹を殴ったとか。さらに手錠をかけ拘束し、性的暴行を働いたとされます。後日、Aさんが警察に『性被害を受けた』と相談し、防犯カメラの映像などから石関容疑者の関与が浮上しました」(全国紙社会部記者) ◆「交際していると思っていた」 逮捕された石関容疑者は犯行を認めつつも、次のような呆れた言い分を主張しているという。 「彼女を作りたくてオンラインゲームをしていました。グループチャットの雑談をメインに利用。(AさんとBさんの2人とは)交際していると思っていた。交際に年齢は関係ないから、小学生と付き合うことも悪いとは思っていない」 本誌カメラマンは、6月5日に行われた石関容疑者の送検を撮影。うつむきがちで長い髪を前にたらし、表情をうかがうことはできなかった。 元神奈川県警の刑事で、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が解説する。 「オンラインゲームはチャット機能がついているので、会話しながらプレーしていると『仲良くなった』と錯覚しがちなのも事実です。相手への警戒心が薄れてしまう。ゲーム上でしか知らない人間でも、誘われると応じてしまう危険性があります。 容疑者は、事前に手錠を用意するなど計画性を持っていたようです。供述も矛盾しています。本当に付き合っているなら、交際女性を手錠で拘束したうえ性的暴行を加えますか。最初から犯行目的で少女たちに近づいたのでしょう」 警察は石関容疑者に余罪があるとみて、捜査を進めている。

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