販売目的で”危険ドラッグ” 専門店経営者の男2人を逮捕 以前の家宅捜索で容疑浮上

指定薬物を含む植物片などを販売目的で貯蔵・陳列したとして、11日、福岡市の会社経営者の男2人が逮捕されました。 医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、小林将治容疑者(38)と嶋田洪作容疑者(37)です。 九州厚生局麻薬取締部によりますと、2人は共謀のうえ、去年11月、福岡市中央区の警固と舞鶴にある3つのドラッグ販売店で、指定薬物を含むタバコ状やリキッドタイプの商品を販売目的で貯蔵・陳列した疑いがもたれています。 2人の認否は明らかにされていません。 大麻の有害成分と似た成分を含むいわゆる「大麻グミ」が社会問題化したおととし、2人が経営する店は厚労省などから立ち入り検査を受けていました。 その際指定薬物を含む商品があったとして、2人は去年11月に同じく”薬機法違反”の疑いで逮捕されていました。 今回の逮捕容疑は、去年11月に押収した商品に指定薬物が含まれていたというもので、麻薬取締部は更に余罪がないか捜査する方針です。

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