先月から大麻所持などの疑いで県内の高校生の逮捕が相次いでいることを受け、宮崎県教育委員会は、県内の公立の小中高校の児童・生徒に対し、薬物の危険性を訴えるチラシを配布します。 これは、11日の県議会一般質問で、吉村達也県教育長が明らかにしたものです。 県教育委員会によりますと、今後、薬物についての危険性を訴えるチラシを、県内の公立の小中高校合わせて431校のすべての児童生徒を対象に配布するということです。 また、警察などと連携した薬物乱用防止教室の実施に加え、保健の授業や全校集会などあらゆる機会を捉えて指導を行うよう各学校へ通知するとしています。 県内では、先月から大麻所持などの疑いで、高校生3人と無職の10代少年が逮捕されています。