混入薬剤は院外から持ち込みか 患者に薬剤飲ませ意識障害を負わせた容疑の男 広島

入院患者に薬剤を飲ませて意識障害を負わせたとして、安佐南署に傷害容疑などで逮捕された広島市安佐南区の無職男(35)が薬剤を外部から持ち込んだとみられることが11日、病院関係者などへの取材で分かった。 男は介護福祉士として勤務していた同区の病院で5月12日朝、入院患者の女性(79)に薬剤を混入させた茶を飲ませ、数時間にわたり意識障害を負わせるなどした疑いが持たれている。 病院や市環境衛生課によると、事件発生を受け同日、院内の薬品の在庫をチェックしたが、数や記録に不審な点はなかった。市保健所のその後の立ち入り検査でも管理状況に不備はなく、同課は「外部から持ち込まれた可能性がある」とする。

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