美容機器メーカーからおよそ8000万円を横領したとして逮捕された経理業務の委託を受けていた男性について、東京地検は不起訴処分としました。 42歳の男性は2021年1月から8月にかけて、大阪府内の美容機器メーカーの銀行口座から複数回にわたって現金およそ8000万円を横領した疑いで逮捕されました。 警視庁によりますと、男性は経理業務を委託されていて、会社の口座を1人で管理していました。 金はキャバクラなどの遊興費にあてていたとみられ、男性は「私利私欲のために使った」と容疑を認めていたということです。 この男性について、東京地検は11日付で不起訴処分としました。処分の理由は明らかにしていません。