【06月12日 KOREA WAVE】韓国・京畿道水原(キョンギド・スウォン)でウナギ料理店を営む店主が19万ウォン(約1万9000円相当)分の料理を食い逃げした容疑者と、捜査に消極的な警察に怒りをあらわにしている。5日に放送されたJTBCの報道番組「事件班長」が取り上げた。 番組によると、店を訪れた男1人、女2人の3人グループはウナギのかば焼き4人前に加え、焼酎や茶碗蒸しなど合計19万ウォン相当の料理を平らげた。 食事を終えた男が先にコートを羽織って自然な様子で店の外に出ると、続いて女2人も別の来店客に紛れるようにして静かに店を後にした。 店主は「すぐ戻ってくるだろう」と1時間ほど待ったが、3人は戻ってこなかった。 警察に通報し、防犯カメラ映像も提出した。しかし、警察からは「動線の特定が難しい。未解決事件として処理する」との連絡があったという。 顔まではっきり映った映像があるのに捜査が打ち切られたことに店主は憤慨。「被害そのものより法の無関心がつらい」と訴えている。 ネット上でも「顔まで映ってるのに。意味が分からない」「こういう無銭飲食は名前も顔も公開すべきだ」「明らかに常習犯。絶対に逮捕してほしい」など怒りが渦巻いている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News