「還付金が2万4860円あります」などと80代女性にウソを信じ込ませ…キャッシュカードでATMから100万円引き出す 詐欺容疑の38歳男「間違いありません」

今年4月、札幌市厚別区で80代の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして11日、38歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職、前田将吾容疑者38歳です。 前田容疑者は4月30日、氏名不詳の人物と共謀し、札幌市厚別区の80代女性に還付金を返還するなどとウソをついて、女性からキャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、前田容疑者らは、女性に区役所職員を装って電話をかけて「還付金が2万4860円あります」、「還付金を返す手続きをするので人を行かせます」などと事前に言って、女性宅を訪れた前田容疑者が「還付金を返す手続きにキャッシュカードが必要なので預からせていただきます」とウソをつき女性を信じ込ませていたということです。 前田容疑者は、その後すぐにキャッシュカードで現金自動預け払い機(ATM)から100万円を引き出していました。 キャッシュカードを渡した男が戻ってこないことを不審に思った女性が金融機関の職員に相談し、職員が警察に「高齢女性がキャッシュカードを渡してしまい。100万円引き出されてしまった」と通報したことで事件が発覚しました。 取り調べに対し、前田容疑者は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。 前田容疑者は、別の窃盗事件と詐欺事件でも逮捕されていて、警察は、余罪があるとみて引き続き捜査しています。

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