4月に浦添市役所の駐車場で車両複数台が相次いで損壊されていた事件で、浦添署は12日、23台のタイヤをパンクさせたとして器物損壊容疑で、住所不定、自称配達員の男(26)を再逮捕し、住所と職業不詳の17歳少年を逮捕した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。男は4月30日に公務執行妨害、5月22日に職務強要の容疑で逮捕されていた。いずれも発生場所は浦添市役所。 逮捕容疑は4月25日午後2時20分ごろから同2時25分ごろまでの間に、浦添市役所の駐車場で、市役所職員の自家用車のタイヤをパンクさせて損壊した疑い。 浦添署によると、事件現場近くの防犯カメラ映像などから容疑者を特定した。一方、4月8日以降、市役所駐車場で同様の損壊事件が2件発生しており、同署が関連も視野に捜査している。 4月8日に市役所の公用車駐車場で、車6台のタイヤがパンクさせられた状態で見つかった。13日には別の公用車駐車場で車10台のテールランプが割られていた。