天理大ラグビー部員2人が麻薬取締法違反(所持など)の疑いで奈良県警に逮捕された事件で、関西ラグビー協会は12日、天理大が開催中の関西大学春季トーナメントの出場を辞退したと発表した。15日に対戦予定だった関学大は不戦勝となり、21日の5、6位決定戦(天理親里競技場)に進む。天理大は同日の7、8位決定戦にも出場しない。 この事件では、奈良・天理市内の寮で大麻を所持したとしてFL島田郁容疑者(20)が麻薬取締法違反(所持)、大麻を譲り受けたとして同法違反(譲り受け)の疑いでWTB弘田士道容疑者(20)が11日に逮捕され、ラグビー部は同日から無期限で活動を自粛している。