捕獲されたオカヤドカリ 捜査終了し4500匹が奄美市の海岸へ帰る

奄美市で中国籍の男3人が天然記念物のオカヤドカリを許可なく所持したとして逮捕された事件です。証拠品として保管されていたオカヤドカリ約4500匹が生息地である市内の海岸に戻されました。 警察官が持つバケツの中にいるには国の天然記念物「オカヤドカリ」。 5月、奄美市で中国籍の男3人が許可なく所持していたとして逮捕された事件で証拠品として保管されていたものです。男3人が略式命令を受け、捜査が終了したことで今月8日から生息地に戻す作業が行われていました。押収した5200匹のうち生きていた約4500匹が奄美市の5か所の海岸に戻されました。 (奄美博物館・平城達哉学芸員) 「奄美大島の海岸でもともと生きていたオカヤドカリなので自然に戻せたのがよかった。奄美大島には希少な固有種がたくさん生息しているので捕まえるのではなく見たり写真を撮ったり楽しんでもらえたら」 奄美市は今後、密猟の対策を強化するとしています。

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