「黒いセダンから爆竹」児童けが 男子高校生を浜松東署が逮捕 別の場所でも同様の事案発生

乗用車の窓から爆竹を投げつけ、近くにいた小学生の女児を転倒させてけがを負わせたとして、浜松東署は13日、傷害の疑いで浜松市在住の男子高校生(17)を逮捕した。 逮捕容疑は11日午後3時ごろ、同市中央区天王町付近の路上で、乗車していた車から爆竹を投げて破裂させ、逃げようとした小学4年の女子児童を転倒させて手足に軽傷を負わせた疑い。同署は運転していた同乗者がいるとみて調べている。 浜松市教委によると、同日、与進小の教諭から「児童3人が下校中、後ろから来た黒いセダンから爆竹を投げられた」と連絡があった。現場は同校から北西に約300メートル。けがをした女子児童は、背後から走行してきた車両の後部座席から複数の爆竹を投げつけられたとみられる。ほぼ同じ時間帯に、現場近くの別の場所でも数名の児童が爆竹を投げられる事案が発生していたという。 事件を受けて同校は12、13の両日、教職員による登校時の見守り活動と付き添い下校を実施した。同署も通学路周辺のパトロールを強化し、警戒に当たった。

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