きのう、千葉県旭市で職務質問していた警察官に車が突っ込み、警察官が拳銃を3発発砲した事件で、現場から逃走し、その後、警察に出頭した自称タイ国籍の男が逮捕されました。 きのう午後4時すぎ、旭市で警察官が3台の不審な車に職務質問したところ、1台の車の運転手が警察官に向かって車を急発進させたため、警察官が拳銃を3発発砲しました。 その際、警察官に暴行したとして、公務執行妨害の疑いで自称タイ国籍のサタワット・ティャプチャイ容疑者(32)が現行犯逮捕されましたが、車1台が逃走していました。 およそ4時間後、逃げていた男が「警察官に撃たれた」と出頭してきたため、警察は、自称タイ国籍のソンティラ・ポンサトーン容疑者(31)を殺人未遂などの疑いで逮捕しました。 ソンティラ・ポンサトーン容疑者は、「殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。 ソンティラ・ポンサトーン容疑者は、警察官の発砲で右肩にけがをしているということで、千葉県警旭警察署は、拳銃の使用について「現段階では適正な拳銃使用であると考えている」とコメントしています。