「新しいキャッシュカードに変更する必要がある」とうそ…70代女性から100万円詐取した疑い トクリュウか、3人目逮捕

「なりすまし詐欺」で埼玉県の高齢女性から現金100万円をだまし取ったとして、福島署は14日までに、詐欺と盗みの疑いで、福島市渡利字番匠町、飲食店経営の男(41)ら3人を逮捕した。捜査関係者によると、3人は匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)のメンバーとみられる。同署はグループが詐欺以外の事件にも関わった可能性があるとみて実態解明を進める。 ほかに逮捕されたのは同市御山字稲荷田、建設業の男(45)と郡山市の無職の少年(15)。 3人の逮捕容疑は4月16日、ほかの人物と共謀し、埼玉県飯能市の70代女性に市役所職員や銀行員を装って電話をかけ、「新しいカードに変更する必要がある」とうそをつき、銀行員に成り済ました少年が女性からキャッシュカードをだまし取り、同県のATMで現金100万円を引き出して盗んだ疑い。 同署は3人の認否を明らかにしていない。同署によると、少年は「受け子」「出し子」の役割で飲食店経営の男、建設業の男は少年より上位の立場とみられる。同署は二本松署などと捜査した。

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