特殊詐欺を巡り、男2人と少年が逮捕された事件で、男らは、複数の少年を使い他の事件にも加担させていたとみられています。 詐欺と窃盗の疑いで送検されたのは、福島市の松浦毅司容疑者と、福島市の羽根田治容疑者、郡山市の15歳の無職の少年です。 3人は、2025年4月、仲間と共謀して市役所職員などになりすまし、埼玉県に住む女性(70代)からキャッシュカードをだまし取って、現金100万円を引き出した疑いが持たれています。 3人は、「匿名・流動型犯罪グループ」のメンバーとみられていますが、男2人は、他にも複数の少年を使い別の事件に加担させた可能性があるということです。 警察は、グループの実態解明を進める方針です。