日本代表・森保監督「やり直しの道を作っていくことで招集を決断」 佐野海舟について改めて言及

サッカー日本代表の森保一監督(56)が16日、東京都内の日本記者クラブで会見を行った。2026年W杯アジア最終予選C組を1位で突破し、8大会連続8度目のW杯出場が決定。残り1年を切った本大会に向けた意気込みなどを語った。 6月の代表期間で1年4カ月ぶりに復帰したMF佐野海舟についても言及。昨年7月に不同意性交容疑で逮捕され、その後不起訴となったことを受け、指揮官は「私は不起訴ということで、相手方と話をしたということの情報しかもっておりません。不起訴であるから招集をしたい、それで協会によろしいでしょうかと聞いて、そこでいろんなことを水面下で調整していただきながら、招集可能になったということだけはお伝えできます」と回答した。 招集することで2次加害につながるとの質問が飛び「相手方への配慮、同じような事案で苦しまれている方、関係者の方々への配慮は忘れてはならない。より苦しめることがあってはならない。私自身も苦しんでいる方々に、出来る限りのことをやっていかなければならない」と強調した。 そのうえで「本人が次の人生を歩んでいく中で謝罪をして、犯したことに関しては反省を大きくしている中で、次への道を作ってあげることも大切じゃないかと。再チャレンジ、やり直しの道を作っていくということで決断をさせていただきました」と明かした。

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