マッチングアプリで知り合った30代の女性から共通の知人への見せ金とする名目で、現金16万円をだまし取ったとして、30歳の会社員の男が、きょう16日詐欺の容疑で逮捕されました。 逮捕されたのは、富山県入善町の会社員、秋田航容疑者(30)です。 高岡警察署によりますと、秋田容疑者は今年4月上旬から中旬にかけて、県内に住む30代の女性に対し、共通の知人で女性の親類である人物に金を貸していると嘘をつき、その立て替え名目の見せ金として現金16万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。 秋田容疑者は女性に対し、「あくまでも見せ金として使うためのお金を準備してほしい」「絶対にお金はすぐに返す」などと持ちかけ、女性から3回にわたり、高岡市内の駐車場で合計16万円をだまし取ったとされています。 4月下旬、女性から警察に被害の届けが出され、警察が捜査を進めていました。秋田容疑者は「嘘をついてお金をだまし取ったことに間違いない」と容疑を認めているということです。 秋田容疑者と女性はマッチングアプリで知り合っていました。高岡警察署は16日、秋田容疑者を通常逮捕しました。警察は引き続き、動機や詳しい経緯を調べています。