札幌市中央区の交差点で6月16日午後、横断歩道を渡っていた40代とみられる女性が乗用車にはねられる事故がありました。 女性は顔などから出血し、意識不明の重体です。 事故の瞬間をカメラがとらえていました。 これは16日正午過ぎ、札幌市中央区の防犯カメラの映像です。 道路を右折する乗用車。 次の瞬間、横断歩道を渡っていた歩行者をはねました。 事故があったのは、札幌市中央区南9条西6丁目の交差点です。 午後0時25分ごろ、「車道に女性が倒れていた」と目撃者から警察に通報がありました。 警察によりますと、交差点を右折した乗用車が、横断歩道を渡っていた40代とみられる女性をはねたということです。 女性は顔などから出血し病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。 警察は、乗用車を運転していた札幌市の無職・山本啓雅容疑者(65)を過失運転致傷の疑いで逮捕し、当時の状況を詳しく調べています。 現場となった交差点は、16日に行われていた「北海道神宮例祭」のみこし渡御のルートでしたが、この事故の影響でルートを変更して行われました。 一方、札幌市北区北18条西6丁目で午後2時まえ、乗用車が電柱に衝突する事故がありました。 60代の男性運転手が胸の痛みを訴え病院に搬送されましたが、意識はあるということです。 現場では周辺の信号機が止まり、警察による交通整理が続いています。