保育士殺害疑い、当時高校生の18歳男を検察官送致 特性や育成歴も踏まえ判断「身勝手な動機で極めて悪質」 鹿児島家裁

伊仙町佐弁の住宅で2024年11月、住人の女性保育士が殺害された事件で、鹿児島家裁(日向輝彦裁判長)は16日、少年審判を開き、殺人などの疑いで家裁送致された当時高校生で17歳だった男(18)を検察官送致(逆送)すると決定した。「落ち度のない被害者を身勝手な動機で殺害した極めて重大で悪質な事案。刑事処分以外の措置を相当と認める事情は見いだしがたい」と理由を説明した。起訴され、成人と同様に刑事裁判を受ける見通し。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加