今月13日、名古屋市中村区の交差点で原付バイクに乗っていた女性が車にはねられ意識不明の重体となった事故で、現場から逃走していた、中川区に住む自称会社員の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕・送検されたのは中川区に住む自称会社員、野崎真一容疑者（52）です。 警察によりますと、野崎容疑者は、今月13日午後10時半ごろ、中村区大秋町の信号のない交差点で、軽乗用車を運転中、左からきた原付バイクと出合い頭に衝突し、原付バイクを運転していた57歳の女性にけがを負わせたにもかかわらず、その場から逃げた疑いが持たれています。 女性は病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。 事故後、中川区内で一部破損している軽乗用車が乗り捨てられているのが見つかり、車を調べたところ、野崎容疑者が浮上したということです。 調べに対し、野崎容疑者は容疑を認めていて、「怖くなって逃げた」などと話しているということです。 警察は、野崎容疑者が一時停止の標識を無視して交差点に進入し、原付バイクと衝突した可能性があるとみて調べを進めています。