窃盗目的でバールを持って寺の敷地に侵入したなどとして、京都府警下鴨署は17日、建造物侵入と特殊開錠用具所持禁止法違反の疑いで富山市の会社員の男（18）を逮捕した。「闇バイトを紹介してもらい、バールを持って寺に入った」と供述し、容疑を認めている。 逮捕容疑は何者かと共謀し1日、正当な理由なく車内でバールを隠し持ったほか、金を奪う目的で京都市左京区の寺の敷地に侵入したとしている。 下鴨署によると、この寺の住職の家族が男を目撃し110番した。1日夜に容疑者は富山県警に出頭したという。 容疑者は交流サイト（SNS）で寺に侵入し、金を奪う闇バイトを紹介されたという。指示役に窃盗の失敗を伝えると、次に特殊詐欺の受け子をするよう指示され、怖くなり出頭したと説明している。