知人の男性にオンラインカジノに関するもうけ話を持ち掛け、現金をだまし取ったとして、熊本市の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区南熊本の土木作業員の押方勇人(おしかた はやと)容疑者(34)です。 警察によりますと、押方容疑者は2020年、20代の知人の男性に対し「オンラインカジノで大当たりを引くシステムがあり、もうけている。現金を預けてくれれば、利益を還元する」などと言い、現金45万円をだまし取った疑いがもたれています。 その後、押方容疑者と連絡が取れなくなったことから、男性が警察に被害を届けていました。 警察の調べに対し押方容疑者は「現金は振り込ませたが、だますつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。 警察は、押方容疑者が実際にオンラインカジノをやっていたかどうかは捜査中としていますが、同じような被害の相談でも押方容疑者の名前が出ていることから、余罪を調べています。