フリマアプリ上でコメの販売を装い、高知市の女性から現金4万5000円をだまし取ったとして、警察は6月18日に岡山県の20代の男を詐欺の疑いで逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは岡山県笠岡市美の浜の飲食店従業員 植益聖一郎容疑者(21)です。 警察によりますと、植益容疑者は今年4月8日から9日かけて、フリマアプリを使用してコメの販売を装い、高知市の40代の女性から現金4万5000円をだまし取った疑いがもたれています。 植益容疑者はフリマアプリで「コメ30キロ1万5000円で販売します」などど書き込み、購入希望者を募集。連絡してきた女性に対してメッセージアプリを使用して「こちらは企業として登録している。もしなにかあれば全額返金する」とメッセージを送り、女性を信用させコメ3袋分の代金として現金4万5000円を振り込ませたものです。コメが届かないことから女性が警察に相談し、詐欺であることが発覚しました。 警察の調べに対して植益容疑者は「コメを販売する意思はあった」と容疑を否認しています。警察はこのほかにも植益容疑者が絡んだ同様の手口の詐欺が32件、被害額は73万5000円あるとみてに余罪などを調べています。