息子装い現金600万円詐取 容疑で住吉会系組員再逮捕 現金回収役と受け子指示役兼任か

息子になりすまして電話をかけ70代の女性から現金をだまし取ったとして、警視庁暴力団対策課などの合同捜査本部は詐欺の疑いで、指定暴力団住吉会系組員、無田強史容疑者(33)=詐欺の疑いなどで逮捕=を再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。 再逮捕容疑は何者かと共謀して令和5年6月20日、世田谷区在住の女性(73)に息子を装う電話で「現金が至急必要」などとうそを伝え、現金600万円を受け取ったとしている。 暴力団対策課によると、無田容疑者は現金を受け取る「受け子」への指示役と、詐取金を集める現金回収役を兼ねていたという。受け子への指示は匿名性の高いアプリ「シグナル」を使用していた。同課は、無田容疑者が5年5月から6年7月にかけて複数のかけ子グループとともに詐欺に関与し、約1千万円をだまし取ったとみて調べている。

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