去年6月、他人名義のクレジットカード情報を悪用し、商品を不正に購入したとして男女2人が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府大阪市のアルバイト桑原明男容疑者(36)と中国籍で東京都立川市の無職、ワンチュンユ容疑者(42)の2人です。 2人は去年6月、ほかの人物らと共謀し不正に入手した他人名義のクレジットカード情報を悪用し、インターネットサイトで総額およそ89万7千円のデジタルカメラ2台を購入した疑いがもたれています。 だまし取ったデジタルカメラは、都内の中古品販売店に転売していたとみられています。 配送状況を不審に思った宅配業者が川口警察署に相談し、警察が販売サイトの捜査などを行ったところ2人の犯行が特定されたということです。 警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。 警察はほかにも犯行に関わった人物が複数いるとみて、事件の全容解明に向けて調べています。