80代と70代女性が詐欺被害 合わせて約2600万円だまし取られる 山梨・甲府市

山梨県内では電話詐欺の被害が相次ぎ、甲府市の高齢女性2人が合わせて2600万円あまりをだまし取られました。 警察によりますと、被害に遭ったのは、山梨県甲府市に住む80代と70代の女性です。 このうち、80代の女性は今年4月、自宅に厚生労働省の職員や警察官をかたる男から「あなた名義で大量の鎮痛剤が処方され、不審だったので保険証を止めた」などと電話がありました。 その後、警察官や検事をかたる男から「犯罪組織が偽造したキャッシュカードにあなた名義のものがある」などと言われ、逮捕状や差押状の画像が送られてきたため、女性は1421万円分の暗号資産を購入し、指定されたアドレスに2回にわたり送金したということです。 一方、70代の女性は今年5月、郵便局員や警察官ををかたる男から「送り主があなたの荷物に薬物が入っていたので、警察に届け出てください」、「30日間拘留されるか、それが嫌ならお金を送ってほしい」などと電話がありました。 女性は指定された口座に6回にわたり、現金1200万円を送金しました。 警察が詐欺事件として、捜査を進めています。

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