新たな手口に注意です。愛媛県警は今年に入って、警察官を名乗って金をだまし取った上で、わいせつな行為を要求する特殊詐欺の手口が全国で相次いで確認されているとして、注意を呼び掛けています。 県警によりますと、警察官を名乗り金銭をだまし取った上でわいせつな行為を要求する特殊詐欺は、ことしに入って全国で32件確認されています。 あるケースでは、警察官を騙る人物がSNSのビデオ通話で偽の警察手帳や逮捕状を見せ 金をだまし取ったあと、「身体検査をしなければならない」「体の傷を確認する」などと嘘をついて、被害者を裸にさせ、「録画している」「全国にばらまく」などと脅したということです。 県内では今年、警察官を騙るなどして金をだまし取るオレオレ詐欺が26件認知されていて、被害額は1億2300万円余りにのぼっています。 すでに県内でも新たな手口に類似した予兆電話が数件確認されていることから、県警は ・警察がSNSなどで連絡することは無い ・警察が警察手帳や逮捕状の画像を送ることは無い ・警察がわいせつな行為を要求することは無いなどのポイントを挙げて県民に注意を呼び掛けています。