“隣人”が下着泥棒…韓国「その男、帰宅3分前まで私の部屋に」おびえる女性

【06月20日 KOREA WAVE】韓国・慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)のマンションで、未明に女性の部屋に侵入して下着を盗んだ男が同じ敷地の別棟に住む「隣人」だったことが分かった。13日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が取り上げた。 事件は先月27日午前2時ごろに発生した。外出先から帰宅した28歳の女性が3階のベランダの扉が開き、部屋に下着が散乱しているのを見つけた。 設置していたホームカメラには、午前1時ごろに男がベランダから侵入し、クローゼットを開けて下着を物色、盗み出す様子が映っていた。男はしゃがみ込み、下着を鼻に近づけて匂いを嗅いだ上、折りたたんで持ち去っていた。 さらにその夜、男が3度も部屋に出入りしていたことが判明。しかも女性が帰宅するわずか3分前まで室内にいたことも分かった。 女性は警察に通報し、男は逮捕された。しかし、裁判所は「初犯で前科がなく再犯の恐れが低い」として逮捕状の請求を棄却。現在は釈放されている。 女性は事件以降、一人で家に戻ることができず、引っ越しを検討しているという。 番組のパク・ジフン弁護士は「侵入して下着を盗んでいる以上、加害者が今後、暴力的な行動に出る可能性も否定できない。被害者が自宅に戻れないほど恐怖を感じている現状をもっと重く見るべきだ」と述べた。 ネット上では「これだけのことをしでかしたのに、なぜ釈放されるのか」「被害者保護が不十分すぎる」など裁判所の判断に批判が相次いでいる。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加