ベトナム人の女7人を大阪・西成のカラオケ居酒屋で資格外活動させる、経営者を逮捕

経営するカラオケ居酒屋で在留資格で認められていない労働をさせたとして、大阪府警西成署は20日、入管難民法違反(不法就労助長)容疑でベトナム国籍のレ・ディン・トアン容疑者(41)=大阪市西成区聖天下=を逮捕したと発表した。「お金を稼ぐためだった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年2月~今年5月、大阪市西成区太子のカラオケ居酒屋「相楽(あいらく)」で、風俗営業店での就労が在留資格で認められていないベトナム人の女7人を働かせたとしている。 同署は女7人もすでに同法違反(資格外活動)容疑で摘発。うち6人は「留学」、1人は「家族滞在」の在留資格だった。 「あいりん地区」周辺では十数年前から中国系のカラオケ居酒屋が急増。現在は約250店のカラオケ居酒屋がある。ほとんどが中国系だが、ここ数年はベトナム系が増えている。

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