3月に行われた福岡県大任町の町長選挙をめぐり、買収の疑いで土木建築会社の社長が逮捕された事件で、永原譲二町長が23日取材に応じ、社長が支援者の1人であることを認めたうえで「公職選挙法を徹底して守るように指示していた」などと話しました。 警察によりますと、公職選挙法違反の買収の疑いで18日に逮捕された大任町の土木建築会社社長、長藤優太容疑者(29)は、3月の町長選挙で特定の候補者への投票の報酬として知人2人に対し現金3万円をそれぞれ渡した疑いが持たれています。 永原町長はこれまで取材に応じていませんでしたが、23日午前、TNCなどの取材に対し長藤容疑者が支援者の1人だと認めたうえで「後援会に対して公職選挙法を徹底して守るように指示していた」と話しました。