約14.5億円被害「地面師」事件 詐欺容疑で逮捕「なりすまし役」と「指示役」は事件直前に知り合ったか

大阪・ミナミの土地をめぐるいわゆる「地面師詐欺」事件で、所有者になりすましていたとみられる男が、指示役としてすでに逮捕されている男と、事件の直前に出会っていたことが分かりました。 住居不定・無職の粂陵平容疑者(24)は、大阪市中央区の土地と建物の所有者に成りすまし、福田裕容疑者(53)と共に不動産会社と売買契約を結び、およそ14億5000万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によると、所有者のなりすまし役とみられる粂容疑者と指示役とみられる福田容疑者は事件直前に知り合ったことが分かりました。 粂容疑者にはインターネットカジノなどで借金があり、警察は福田容疑者のグループが複数の仲介者を通じて粂容疑者を誘い入れたとみて、グループの全容解明を進めています。

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