偽物の高級腕時計を買い取らせ現金をだまし取った男に執行猶予つきの有罪判決【高知】

偽物の高級腕時計ロレックスをブランド品買取店で買い取らせ、現金をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われていた男の裁判で24日高知地裁は懲役3年・執行猶予5年を言い渡しました。 詐欺および犯人隠避などの罪に問われていたのは高知市南はりまや町の飲食店アルバイト沖島正浩被告(37)です。 起訴内容などによりますと沖島被告は、2024年7月頃、中四国のブランド品買取店で偽物の高級腕時計ロレックスを買い取らせ現金をだまし取った罪などに問われていました。 また、沖島被告は詐欺グループの1人の逮捕を免れる目的で車で岡山県まで移動しその後ホテルに滞在させた罪などに問われていました。 24日高知地裁で開かれた判決で奥野育美裁判官は、調達役、売却役、運転者役と役割が分担され組織的であることや、現金がある店を狙うなど「巧妙かつ悪質である」と指摘。一方で沖島被告の立場が末端であることや、本人が罪を認め反省の態度を示していることなどから懲役3年・執行猶予5年を言い渡しました。

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