フジ社員のオンカジ問題、総会で社長謝罪「大変申し訳なく思う」追加処分の検討明言

フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主総会が25日、東京・江東区の有明アリーナで行われた。約4時間半に及んだ総会の中で、株主から社員がオンラインカジノに関与していた件で質問が出た。 同局では24日までにバラエティ制作部企画担当部長の鈴木善貴容疑者が常習賭博の疑いで逮捕、送検され、山本賢太アナウンサーが単純賭博の疑いで書類送検された。フジテレビ社長でフジ・メディアHDの清水賢治専務は「社員の違法行為があったことについては大変申し訳なく思う。おわび申し上げる」と謝罪した。鈴木容疑者は全社員が対象の調査で賭博への関与が発覚し、警視庁に捜査協力を依頼。警視庁の捜査で会社への虚偽説明、社内処分後も賭博行為をしていたことが明らかになった。 清水専務は「新たな事実が出てきたことにより、会社としては厳正な処分を考えております」と処分を検討することを明言。社員のコンプライアンス研修を進めており「研修を通じて人権意識、コンプライアンス意識の定着を果たしていきたい。このような説明をスポンサーにもして、理解をしていただきたいと思います」とした。

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