静岡県内の神社でさい銭箱から現金の窃盗を繰り返した男について、静岡県警は５０件を超える余罪を摘発して捜査を終了しました。 静岡市葵区に住む４７歳の無職の男は３月、建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されました。その後の調べで、男は去年１０月ごろから、県内の神社のさい銭箱からさい銭を盗んだり、公園などに設置されている自動販売機から現金を盗んだりすることを繰り返していたとみられています。警察はさい銭ドロボウ３５件と自動販売機からの現金盗１９件の合計５４件（うち12件は未遂）の窃盗および窃盗未遂を確認した、ということです。盗まれた現金は計３４万円でした。 男は「遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めており、警察は事件の検挙・解決がなされたとして、捜査の終結を宣言しました。