神戸・三宮のスナック経営者からみかじめ料 県暴排条例違反容疑で山口組系組長を逮捕

神戸・三宮のスナック店経営者からみかじめ料を受け取ったとして、兵庫県警組織犯罪対策課と生田署などは25日、県暴力団排除条例違反の疑いで、指定暴力団山口組系組長の男(62)=神戸市須磨区=を逮捕した。同課は男の認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、既に逮捕、起訴された山口組系組員の男(62)=同市中央区=と共謀して2022年7月31日、同市中央区下山手通1の商業ビルで、同条例で「暴力団排除特別強化地域」に指定された神戸・三宮地域にあるスナック店の女性経営者から、みかじめ料として現金2万円を受け取った疑い。 同課によると、女性経営者はみかじめ料として月2万円を払っていたとされ、組員の男らが回収していたという。組員の男は、組長の男がトップを務める組織に所属しており、同課は現金が組に対する支払いの意味があったとみて裏付けを進める。

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