【FIGHT CLUB2】YA-MAN「俺が一番楽しみだった」「損失は億単位」

オープンフィンガーグローブを着用し、キックボクシングルールで行われる「FIGHT CLUB2」(5日)で、YA-MAN(28=TARGET SHIBUYA)と対戦する予定だった格闘家の木村“フィリップ”ミノル容疑者(31)が3日、警視庁田無署に逮捕された。 これを受けてYA-MANが自身のYouTubeチャンネルを更新。「もう笑うしかないよね、どういう事?」と最新の動画で率直な思いを吐露した。YA-MANは続けて「これ前代未聞だよね。今までの格闘技業界、こんなメインの対戦相手が逮捕されるなんかあったのかな? ないよ、聞いたことないし。計量とかそういう問題じゃないからね。普通に犯罪だからな」と半ばあきれたように話した。 YA-MANは「おそらく逮捕されてるから、20日間くらい出てこないと思うから、無理だよ。明後日だし、大会。試合自体は中止かな、俺と木村ミノルの。興行自体はやるつもり。他の選手の試合は決まってるし。メインの試合がなくなったからって言って、興行をつぶすわけにはいかないから。他の選手はせっかく準備してやってきてるのに、メインがなくなったからって言って、興行をつぶすのはその選手の仕事をなくすことだから、何としても避けないといけないよね」と話して、大会は行うことを示唆した。 メインの対戦が消滅したことでPPVでの放送は取りやめとなる見通し。すでにPPVを購入したファンには返金がされ、代わりにABEMAで無料放送が行われるという。YA-MANは「ここで無料放送にして、少しでも多くの視聴者に見てもらって、今回出る選手が注目されたら、それはそれでいいのかなって思うから」とした上で「でも損失で言ったら、億単位の損失だから。やってらんないよね。選手のファイトマネーだけじゃないし。そういうところも今後、話していかないといけない」と莫大(ばくだい)な額の損失が出ることも明らかにした。 YA-MANは「何やってんだよって話だよね。怖かったのかな、俺との試合が。いつから(大麻を)やってるかとか分かんないけどさ、それがないと多分、心が安定しなかったってことでしょ。俺が会見でさ、顔キック蹴るとか言っちゃったからかなとか、すごい考えてた。顔キックにすごいビビってたじゃん。会見でビビらせすぎたのが原因かなと」 「俺が一番楽しみだったよ、ぶっちゃけ。木村ミノルってさ、俺がプロデビューする前、俺が格闘技始めたのって2015年とか16年ぐらいのころで。新生K-1がグワーって伸びた時期で、RIZINもなかったし、その時。やっぱり俺たちが格闘技を始めた時に見てたのが、武尊選手とか、木村ミノルとか、格闘技界を引っ張ってたからさ。それでようやくこう自分が画面越しに見てた人たちと戦うようになってきて、そのうちの一人と、実際に対峙(たいじ)するってなった矢先の出来事だから。本当に楽しみだったし、俺。試合するのが」 「木村ミノルが相手だったから、今まで通りの練習じゃダメだと思ったから、いつも以上に木村ミノルを想定して、すごい厳しい練習もやってきたし、準備してきたし。そのおかげで、自分自身強くなれたから、それはそれで結果オーライなんだけど、試合したかったよ、木村ミノルと。捕まったから、それは難しいとは思うんだけど」などと残念がった。 そして「これは年末に向けてMMAを頑張るしかないですね。年末、多分出ると思うんで。誰と(対戦するのが)見たい? 俺もダウトベックとやりたい。やるなら。年末ってさ、お祭りじゃん。盛り上がる試合をしたいじゃん。盛り上がる相手とやりたいよ。でも俺が試合すれば盛り上がるんだけどさ」とRIZINの舞台でのダウトベック戦を希望。木村ミノル戦が消滅した「FIGHT CLUB2」での代替カードは行われないという見通しを示していた。

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