レイズのワンダー・フランコ内野手(24)が26日(日本時間27日)、ドミニカ共和国プエルト・プラタの裁判所で、未成年との性的関係および、それに関連する複数の罪で執行猶予付き禁錮2年の有罪判決を受けた。 2017年にレイズ傘下にアマチュアFAで入団。21年にメジャーデビューして70試合に出場し打率2割8分8厘、7本塁打、39打点で新人王投票3位。同年オフに11年総額1億8200万ドル(約209億円=当時のレート)の大型契約を締結。実働1年未満での最長契約を結んだ。23年は初のオールスター戦出場を果たし、キャリアハイの30盗塁をマークした。 だが23年8月に未成年との関係が発覚し、昨年1月にドミニカ共和国で逮捕。6月にレイズが制限リストに登録し報酬の支払いが停止されており、事実上の戦力外となっている。MLBの最終処分は決まっていない。 フランコは当時14歳の少女と4か月間の交際を持ったとされ、その見返りに少女の母親に数千ドルを送金していた。性的虐待、未成年者の性的・商業的搾取、人身売買により有罪。禁錮5年の求刑に対し、禁錮2年の判決が下った。 フランコは昨年11月、仮釈放中に女性を巡るトラブルを起こして逮捕。その際に銃の不法所持で起訴されており、こちらは現在も係争中となっている。