【モスクワ共同】アゼルバイジャン外務省は28日、ロシア中部エカテリンブルクでロシア治安当局がアゼルバイジャン人の家に捜査で踏み込み、2人が殺害され、9人が逮捕されたなどとして、ロシアの臨時代理大使を呼び、強く抗議したと発表した。 旧ソ連のアゼルバイジャンはロシアの友好国だが、昨年12月のアゼルバイジャン航空機墜落はロシア軍の誤射が原因だと主張し、関係がぎくしゃくしている。 ロシアメディアによると、エカテリンブルクでは27日、2001年に起きた殺人事件の捜査に関連して、アゼルバイジャン出身者50人以上が拘束され、2人が死亡し、数人が重傷を負った。