潜伏先ホテル代、2月まで前払いか 現金で決済、逮捕の小畑容疑者 違法スカウトトップ・警視庁

暴力団員に「みかじめ料」を渡したとして、国内最大規模の違法スカウトグループ「ナチュラル」トップ、小畑寛昭容疑者(40)が逮捕された事件で、同容疑者が鹿児島県・奄美大島の潜伏先ホテルに昨年12月21日から宿泊し、今年2月3日ごろまでの代金を前払いしていたとみられることが27日、捜査関係者への取材で分かった。 同容疑者は同日移送され、羽田空港に到着。警視庁暴力団対策課は、ナチュラルが風俗店に女性を違法にあっせんして得ていた収益などの一部が、逃走や潜伏資金に充てられていたとみて詳しく調べる。 捜査関係者によると、小畑容疑者は関西や九州などを中心に転々と逃走し、昨年12月から奄美市内のホテル一室に潜伏していたとみられる。代金は前払いで、クレジットカードは使わず現金で支払っており、途中でシングルからツインルームに替えていた。 同容疑者は26日、同市内のコンビニエンスストア内で身柄を確保された。この時、黒縁メガネを掛け、黒のジャンパーにグレーのスエットを着用。暴れるそぶりも見せたが、逮捕容疑を告げられると本人と認めたという。 同課は今月21日、同容疑者を公開手配し、情報提供を呼び掛けた。23日に寄せられた情報に基づき、奄美大島に捜査員を派遣していた。 同容疑者は、ナチュラルが東京都渋谷区の路上などでスカウト行為をすることを容認してもらう代わりに、暴力団員にみかじめ料として現金60万円を供与したとして、都暴力団排除条例違反容疑で逮捕された。

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