其田氏、改めて出馬表明/衆院青森3区

次期衆院選青森県3区に無所属で立候補することを表明していた五所川原市の元国会議員秘書其田寿一氏(38)は3日、東奥日報の取材に対し、改めて出馬を表明した。8月に不同意性交の疑いで逮捕されたが、「不起訴となり嫌疑が晴れたことを受け、2月の表明通り立候補する。青森の地域をよくしたいという思いは変わらない」と語った。 釈放後に後援会などと衆院選対応を協議していたが、出馬の打診を受けて決意した。其田氏は「刑事事件の捜査は終結したため活動に一生懸命に取り組む。人の役に立つべく今まで通り、迅速に課題に解決していく」と語った。 また選挙戦では、青森県の世帯収入の最低500万円以上を目指し、中小・零細企業向けの経済政策や、高齢者を対象に総合診療を提供する拠点病院の整備などを政策として訴えていく-と述べた。 其田氏は五所川原高校、立命館大学法学部卒。同大大学院修了後、伊吹文明元衆院議長の秘書となった。 青森県3区には自民党現職・木村次郎氏(56)、立憲民主党新人・岡田華子氏(44)、日本維新の会新人・長坂淳也氏(48)が立候補を表明している。

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