エンジンかかった無人パトカー盗まれる 容疑者2キロ走行 岐阜県警

岐阜県警養老署は29日、民家近くに止めてあった同署のパトカーが盗まれたと発表した。同署はすぐに車両を取り戻し、運転していた岐阜県大垣市の自称派遣社員、三輪孝宏容疑者(52)を窃盗容疑で緊急逮捕した。 同日、「(同容疑者が)家の中で暴れている」と家族から110番通報があり、同署地域課の40代男性巡査長と20代巡査らが急行。自宅から姿を消した三輪容疑者を捜している間に、三輪容疑者は無施錠でエンジンがかかっていたパトカーに乗り込み、約10分間で約2キロを走行。別の同署員が確保したという。 同署の荒木明弘次長は「県民の皆様に不安を与えた」と陳謝した【道下寛子】

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