「無許可営業」中洲のホストクラブの経営者ら逮捕 シャンパン1本50万円 自宅からは2700万円 罰則が強化された改正法の適用も視野

福岡市・中洲で無許可で、ホストクラブを営業したとして経営者の男らが逮捕されました。警察は、28日に施行された改正風営法の適用を視野に調べを進めています。 風営法違反の疑いで28日に逮捕されたのは、福岡市・中洲の飲食店経営者小林優容疑者(28)ら、男4人です。警察が30日に発表しました。 小林容疑者らは、ことし5月、風俗営業の許可を受けずに女性客に酒類を提供した上、ボックス席に同席して接待をした疑いが持たれています。 警察は、4人の認否を明らかにしていません。 店ではシャンパンがボトル1本50万円で提供され、小林容疑者の自宅などからは、現金およそ2700万円が見つかったということです。 28日に施行された改正風営法で無許可営業に対する罰則が強化され、個人に対しては「5年以下の拘禁刑または1000万円以下の罰金」、店に対しては「3億円以下の罰金」と大幅に引き上げられました。 警察は、改正風営法が施行された逮捕当日にも、無許可営業をしていた疑いがあるとして、改正法の適用を視野に営業実態の解明を進めています。

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