【速報】ワシントン条約で規制の「ニシクイガメ」や「エボシカメレオン」タイから密輸しようとした疑い 21歳男を逮捕「申告しなくても大丈夫と言われた」大阪府警

ワシントン条約で規制された「カメ」や「カメレオン」をタイから密輸しようとしたとして、20代の男が逮捕されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 関税法違反の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の21歳の男です。 捜査関係者によりますと、男は去年11月、タイから関西空港行きの飛行機に搭乗した際、ワシントン条約で規制された「ニシクイガメ」4匹、「セレベスリクガメ」1匹、「エボシカメレオン」1匹の計6匹を密輸しようとした疑いがもたれています。 税関検査の際、男を不審に思った職員が検査をしたところ、スーツケースの中から「ニシクイガメ」などを発見したということです。 これらの動物はワシントン条約で「国際取引を規制しないと絶滅のおそれのある種(附属書II)」に該当し、輸出する国の政府の管理当局が発行する輸出許可書や税関への申告が必要となっています。 取り調べに対し男は、「密輸入をしたことは間違いないが、知り合いから申告しなくても大丈夫と言われたので、鵜呑みにして申告しなかった」などと容疑を一部否認しています。 このほかにも男のスーツケースからはトカゲや蛇などあわせて80匹の動物が見つかっていて、警察は犯行の動機などを詳しく調べています。

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