今年4月、男性に暴行を加え、車で連れ去って監禁し、人身売買をしようとしたとして暴力団に所属せず犯罪を行う集団、いわゆる「半グレグループ」のリーダーら男6人が逮捕・送検されました。 生命身体加害略取と監禁、人身売買未遂の疑いで逮捕・送検されたのは、大阪市の自称会社員・上平竣容疑者(30)ら男5人と17歳の少年です。 6人は共謀し、今年4月7日未明、奈良市内の路上で男性(当時19)に暴行を加えて車に乗せ、東大阪市内の集合住宅へ連行して監禁したうえ、「被害者を支配する権利」を20万円で売買しようとした疑いが持たれています。 警察によりますと被害者と男らはSNS上でトラブルを抱えていて、被害者は約6時間半にわたって全裸で監禁された後、腹痛を訴えて逃げ込んだコンビニのトイレから警察に通報したということです。 上平容疑者は「松本イサト」と称し「松本狂う」という半グレグループを率いるリーダーとみられています。警察は6人の認否を明らかにしていません。