「孫が暴力団に呼び出されて…」20歳男性の祖母が通報 指定暴力団・道仁会会長の組事務所に男性を監禁か 組幹部ら3人逮捕

7月2日夜から4日未明にかけて、福岡県久留米市にある指定暴力団・道仁会の福田憲一会長が住所を置く組事務所に20歳の男性を監禁したとして、道仁会系の組幹部の男ら3人が逮捕されました。 男性の祖母が「孫が久留米の暴力団に呼び出された」と通報して事件が発覚したということです。 3日未明、福岡県広川町に住む建設作業員の男性(20)の祖母から「孫が久留米の暴力団に呼び出されて、知り合いが久留米まで送っていったようだ」と110番がありました。 警察が建設作業員の男性(20)の行方を捜していたところ、指定暴力団・道仁会の福田憲一会長が住所を置く組事務所にいる可能性が高いことが判明。 4日未明に組事務所を家宅捜索したところ、2階の一室で建設作業員の男性(20)を発見したということです。 警察は、組事務所の中にいた道仁会系組幹部の柳川和樹容疑者(52)と道仁会系組員の近藤涼雅容疑者(21)、職業不詳の内野泰征容疑者(21)を2日午後7時15分ごろから4日午前4時15分ごろまでの間、建設作業員の男性(20)を組事務所に監禁した疑いで現行犯逮捕しています。 警察は柳川容疑者ら3人の認否を明らかにしていません。 警察によりますと建設作業員の男性(20)は道仁会への加入を拒否したため、監禁されたとみられるということです。 建設作業員の男性(20)の顔には暴行を受けてできたとみられるあざが確認されていて、警察は、柳川容疑者ら3人が傷害や強要事件にも関与した可能性が高いとみて捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加