盗難「レクサス」保管疑いで男3人逮捕 「盗品と知らなかった」倉庫で解体後、輸出か

盗品と知りながらトヨタの高級車「レクサスLX600」を保管したとして、警視庁捜査3課は4日、盗品等保管の現行犯で、保管役の男3人を逮捕した。3人は調べに対し、「盗品とは知らない」などと供述し、容疑を否認している。 逮捕されたのはいずれも職業不詳で、茨城県筑西市の藤木雅人(59)▽同市の門馬裕敏(51)▽自称ネパール国籍のギミレ・ギャンドラ・プラサッド(23)-の3容疑者。 逮捕容疑は4日、茨城県下妻市内の倉庫で、愛知県内で盗まれたレクサス1台(時価1千万円相当)を盗品と知りながら保管したとしている。 捜査3課によると、都内近郊でトヨタ製の高級自動車が盗まれる被害が相次いでおり、防犯カメラ捜査などで車の保管場所として下妻市の倉庫が浮上したという。4日朝に倉庫を家宅捜索したところ、3月下旬に茨城県内で盗難届が出ていた「ハリアー」1台など車3台と、偽のナンバープレートなどが見つかった。 捜査3課は、実行役が車を盗んで倉庫に運搬し、倉庫で解体などされた後、海外に輸出されていたとみて調べている。

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